1mは100cmと言えるのに、問題になるとmとcm、LとmL、kgとgが混ざってしまう。
そんなときは、数字の直し方だけでなく、実際の量と結びつけて考えられているかを見てみてください。

Unit
単位換算は、数字の移し替えではありません

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Unit
単位換算は、数字の移し替えではありません

同じ量を、別の単位で表す問題です

「1mは100cm」「1kgは1000g」と言えるのに、宿題ではmとcm、kgとgを取り違える。

単位換算では、こうした間違いが出ます。

数字を100から1へ、1000から1へ変える作業として覚えていると、何を表している数字なのかが抜けてしまいます。

100cmと1mは、書き方が違うだけで同じ長さです。

1000gと1kgも、同じ重さを別の単位で表しています。

まずは、問題が長さなのか、かさなのか、重さなのかを見ます。

何を測る単位かが分かれば、mとcm、LとmL、kgとgを混ぜずに考えられるようになります。

Length
長さは、実際の1mを見て確かめる

mとcmが混ざる問題では、先にそろえる単位を書く

長さでは、特にmとcm、kmとmで迷いやすくなります。

1mは100cm、1kmは1000mです。ただ、数字だけを見ていると、「100cmの方が長い」「1mに直すと短くなった」と受け取ってしまいます。

家では、定規やメジャーで1mを一度測り、「この長さが100cm」と確かめてみてください。

机の横や床の上で見るだけでも、1mを数字ではなく実際の長さとして確認できます。

1m20cmと80cmを足す問題なら、答案に「120cm+80cm」と書けているかを見ます。

答えが合っているかだけでなく、計算の前に同じ単位へ直しているかが確認したい部分です。

Measure
かさと重さは、家にある表示で確かめる

L・mL・kg・gを、実際の物と結びつける

かさでは、1L=10dL=1000mL、1dL=100mLを使います。

重さでは、1kg=1000gです。ここも換算の数字だけを覚えていると、どちらが大きな単位なのかが混ざりやすくなります。

たとえば、1Lの牛乳パック、500mLのペットボトル、200gと表示された食品は、家ですぐに見られます。

「この牛乳パック1本で1000mL」「500mLは1Lの半分」「1000gで1kg」と、表示を見ながら確かめると、問題に出てくる数字が実際の量と結びつきます。

長さ、かさ、重さを一度に覚え直すより、宿題に出てきた単位について、家にある物で一度確かめる方が取り組みやすいです。

Problem
文章題では、計算の前に単位をそろえる

式が違うときは、数字を計算する前を見ます

単位換算の間違いは、文章題でもよく表れます。

たとえば、「2mのひもから75cm切ると、残りは何cmか」という問題では、2と75をそのまま引くことはできません。

2mを200cmに直し、200cm-75cmとして計算します。

宿題やテスト直しでは、「何cmに直した?」「答えは何の単位で書く問題?」と聞いてみてください。

計算自体は合っていても、求められた単位と違う単位で答えている答案もあります。

文章を読んで、何を求める問題なのか、どの単位にそろえるのかで迷っている場合は、小学生の文章題が苦手な理由と見直し方でも、家で見るポイントをまとめています。


Check
小数と図形の単位は、別に確認する

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Check
小数と図形の単位は、別に確認する

直した数字が、もとの量と合っているかを見る

小数を含む換算では、1.5mを150cmに直す、0.8Lを800mLに直すといった問題で迷いやすくなります。

小数点をどう動かしたかだけで終わらせず、1.5mを150cmに直したあとに「1mより長く、2mより短い量になっているか」、0.8Lを800mLに直したあとに「1Lより少ない量になっているか」まで確かめます。

図形では、長さはcm、面積はcm²、体積はcm³です。

1m=100cmだからといって、1m²を100cm²とは書けません。

1m²は10000cm²です。

面積や体積の換算を詳しく進める前に、長さと面積と体積では単位の書き方が違うことを見てください。

図形問題でcm²やcm³を間違えやすい場合は、小学生の図形が苦手な理由と家で見るポイントでも確認できます。

Review
家では、答えより直す前の考え方を見る

間違えた問題から、一問だけ確かめれば十分です

単位換算で間違えた問題があっても、家で毎回すべてを説明する必要はありません。

間違えた問題の中から一問を選び、「これは長さ、かさ、重さのどれ?」「何の単位に直してから計算した?」「答えの単位はこれで合っている?」と聞いてみてください。

数字の答えだけが合っていても、単位をそろえずに計算していたり、答えの単位を書き忘れていたりすれば、次の問題でも同じ間違いにつながります。

反対に、計算前に単位を書き換え、最後まで正しい単位を付けられていれば、どのように直せばよいかはつかめています。

中学の数学や理科でも単位は使いますが、まずは今の宿題やテスト直しで、長さ・かさ・重さを一つずつ確かめるところからで十分です。

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単位の間違いが気になるときは、答えだけでなく、どの単位に直して考えたかも見てみてください。
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