割合は、公式を覚えていても文章題になると急に迷いやすい単元です。
家で見るときは、正解かどうかだけでなく、「何を1と見ているか」「何と何を比べているか」を一緒にたしかめてみてください。

Ratio
割合は公式だけではつまずきやすい

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Ratio
割合は公式だけではつまずきやすい

数字を入れる前に、何を1と見るかをたしかめます

小学生の割合では、「くらべる量 ÷ もとにする量 = 割合」という公式を習います。

ただ、公式を言えても、文章題でどの数字を入れればよいか迷う子はいます。

計算そのものよりも、「何を1と見るか」がつかめていないことが原因になっている場合があります。

割合は、ある量を1と見たときに、別の量がどれくらいにあたるかを見る考え方です。

宿題を見るときは、まず「この問題は何をもとにしている?」と聞いてみてください。式に入れる数字で迷っているのか、問題文の読み取りで迷っているのかを分けて見られます。

Compare
もとにする量とくらべる量を分けて見る

数字の大きさだけで判断しないことがポイントです

割合で迷う子は、「もとにする量」「くらべる量」「割合」の3つが混ざっていることがあります。

もとにする量は基準になる量、くらべる量はそれと比べる量です。

ここが入れ替わると、公式は合っているように見えても答えがずれてしまいます。

注意したいのは、数字が大きい方がいつも「もとにする量」になるわけではないことです。

「去年の人数をもとにして今年の人数を見る」のか、「全体の人数をもとにして一部を見る」のかで、使う数字は変わります。

家では、計算の前に「どちらを基準にしている?」と一度たしかめてみてください。

Percent
小数・分数・百分率・歩合をつなげて見る

表し方が変わると、別の数に見える子もいます

割合では、0.2、5分の1、20%、2割が同じ大きさを表します。

ここがつながっていないと、計算はできても、百分率や歩合に変わった瞬間に別の内容のように見えてしまいます。

家で見られるのは、「0.2は20%と同じだね」「2割は10分の2だね」と、表し方を行き来できるかどうかです。

分数とのつながりについては、小学生の分数が苦手な理由と家で見るポイントでもまとめています。

割合だけで見直すより、分数や小数と合わせて見ると、どこで迷っているかを見つけやすくなります。

Check
文章題では、何と何を比べているかを見る

いきなり式にせず、言葉で関係をたしかめます

割合の文章題では、「去年と今年」「定価と値引き後」「全体と一部」「買った数と残った数」など、何と何を比べているかを読む必要があります。

ここを飛ばして公式に入れると、数字は合っているのに式の向きが違う、という間違いが起きやすくなります。

家では、まず「何と何を比べている問題?」と聞いてみてください。

すぐ式を書けないときは、線分図や表にして、「もとにする量」「くらべる量」「割合」を分けてみるだけでも十分です。

文章題全体の見方は、小学生の文章題が苦手な理由と見直し方にもつながります。

Answer
答えが割合なのか、量なのかを最後に見る

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Answer
答えが割合なのか、量なのかを最後に見る

20%を出す問題なのか、20人を出す問題なのかをたしかめます

割合の問題では、計算が合っていても、答え方で点を落とすことがあります。

求めるものが割合なら、答えは0.2や20%になります。

人数や金額を求める問題なら、20人、200円のように量で答えます。

家でテスト直しを見るときは、最後に「何を聞かれている?」をたしかめてみてください。

答えが割合なのか、人数や金額なのか。

百分率で答えるのか、小数で答えるのか。

ここを見るだけでも、計算後の取りこぼしに気づけます。

Review
家では正解だけでなく、何をもとにしたかを見る

全部教えるより、式の前に一つだけ聞いてみます

割合が苦手なとき、家で毎回すべてを教える必要はありません。

まずは、宿題やテスト直しで「何を1と見た?」「もとにする量はどれ?」「くらべる量はどれ?」と聞いてみてください。

子どもが計算で迷っているのか、問題文の関係を読むところで迷っているのかを分けて見られます。

式がすぐ立たない日は、図や表に戻してかまいません。

割合は、中学で出てくる比、比例、関数、資料の読み取りにもつながります。

ただ、先の不安を大きくするより、今の問題で「何をもとにしているか」を一つずつたしかめる方が、家庭学習では扱いやすくなります。

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割合でつまずいているときは、公式を覚えているかだけでなく、何をもとにして、何と何を比べているかを見ると、家でも確認しやすくなります。
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