高校生の社会は、用語を覚えるだけでは点につながりにくい科目です。

地理・歴史・公民で問われる内容を分け、次に何を学習するかを考えます。

Social
社会は、用語だけでなく資料や流れも問われます

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Social
社会は、用語だけでなく資料や流れも問われます

覚えているかと、問題の中で使えるかを分けて考える

高校では、中学校までの「社会」にあたる内容は、教科「地理歴史」と教科「公民」に分かれます。

このページでは、保護者の方にも伝わりやすいように、地理・歴史・公民をまとめて社会系科目と表現します。

社会の学習には用語の暗記も必要です。

ただし、定期テストや模試では、用語を答える問題だけでなく、地図や統計を読む、出来事の流れを追う、制度の仕組みを説明する、理由や背景を書くといった問題もあります。

一問一答には答えられても、資料問題や記述問題で点につながらないときは、資料の読み取り、出来事の流れ、制度の仕組みなどを分けて考えます。

Geography
地理は、地図・統計・グラフを読みます

資料を根拠に、地域の特徴を判断する

地理では、地名や用語に加えて、地図、統計、グラフ、写真などの資料を読みます。

気候、地形、産業、人口、貿易などは、用語だけで覚えず、地域の特徴と合わせて考えます。

例えば、気温と降水量のグラフから気候を判断する問題や、産業別人口、輸出入品、人口構成を地域ごとに比べる問題があります。

資料を読むときは、単位、年代、凡例、比較する地域を確かめます。

答えを選んだ後に、どの数値や地域を根拠に判断したかを短く説明すると、用語と資料が結び付いているかを確かめられます。

History
歴史は、出来事の順番と原因・結果を追います

人物や事件を、前後の出来事と合わせて捉える

歴史では、人物、制度、事件を、前後の出来事と合わせて捉えます。

ある出来事がなぜ起きたのか、その後に政治や社会がどう変化したのかを説明できると、資料問題や記述問題にも対応しやすくなります。

同じ時期の日本と世界の動きや、地域どうしの関係を問われる問題もあります。

用語を一つずつ覚えていても、出来事の順番や因果関係があいまいだと、年代整序や理由を答える問題で前後関係を取り違えやすくなります。

間違えた問題では、正解の用語だけを覚え直すのではなく、その前後に何があったかも一文で説明します。

Civics
公民は、制度名だけでなく仕組みを考えます

政治・経済の動きと、法律・制度の役割を捉える

公民では、政治や経済がどのように動くのか、法律や制度が社会の中でどのような役割を持つのかを考えます。

国会・内閣・裁判所の役割、選挙制度、市場や金融、労働、社会保障などは、名称だけでなく、それぞれの仕組みや役割まで問われます。

グラフや会話文、現代社会に関する資料を読み、設問の条件に合わせて判断する問題もあります。

用語の意味を短く説明し、似た制度との違いや、誰がどのような役割を担うのかを言えるかが一つの目安になります。

Test
定期テストでは、学校で扱った内容を使えるかを見ます

課題の提出と、答えを見ずに解けることは分けて考える

定期テストでは、学校で扱った単元、教科書、授業プリント、学校課題、小テストなどが手がかりになります。

一問一答には答えられるのか、同じ知識を使う資料問題や記述問題にも答えられるのかによって、次に学習する内容が変わります。

学校課題を提出することと、テストで問題を解けることは同じではありません。

解説を読みながら進めた問題は、その場で理解できていても、答えを隠した状態や聞かれ方が変わった問題では、正しく答えにくいことがあります。

学校課題から出題された問題を落としているときは、同じ問題をもう一度解きます。

選択問題ではその選択肢を選んだ根拠を、記述問題では答えに必要な内容を短く説明します。

Test
模試では、初めて見る資料から答えを考えます

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Test
模試では、初めて見る資料から答えを考えます

用語・資料・流れ・制度を組み合わせて考える

模試では、定期テストのように範囲が細かく示されない中で、初めて見る資料や複数の分野を含む問題に取り組みます。

地理の統計と地域の知識、歴史資料と時代の流れ、公民の制度と現代社会の動きなどを組み合わせ、時間内に判断する必要があります。

定期テストで点が取れていても、模試で同じ結果になるとは限りません。

偏差値や判定だけでなく、用語で間違えたのか、資料のどこで判断を誤ったのか、出来事の前後関係や制度の役割で間違えたのかも確かめます。

共通テストや入試で社会系科目を使う場合は、志望校の募集要項で、必要な教科・科目を確かめたうえで学習内容を考えます。

Next
次に取り組む内容は、科目と問題の種類から決めます

学校課題やテストから、取り組む内容を絞る

社会系科目を見直すときは、まず地理・歴史・公民のどこで点を落としているかを確かめます。

そのうえで、用語を言えるか、地理の資料を読めるか、歴史の流れを説明できるか、公民の制度を説明できるか、記述で理由を書けるかを分けて考えます。

自宅で取り組むときは、間違えた問題を一つ選び、答えを隠してもう一度解きます。

地理なら、どの数値や地域を根拠に判断したかを説明します。歴史なら、出来事の前後に何が起きたかをたどります。

公民なら、制度が何のためにあり、誰が関わるのかを一文で説明します。

まずは学校課題やテストで間違えた問題から始めると、取り組む内容を決めやすくなります。

学校によって履修する時期や授業の進み方は異なります。

高1では、地理総合、歴史総合、公共など、学校で現在扱っている科目と単元を基準にします。

高2では、学校で学んでいる科目と、志望する学部・分野で必要になる科目を照らし合わせます。

高3では、志望校で必要な科目を確かめたうえで、模試や入試問題を使い、資料の読み取りや、流れ・制度の理解を必要とする問題に取り組みます。

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まずはお気軽にご相談ください

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社会は、地理・歴史・公民で確かめる内容が変わります。

定期テストや学校課題、模試を手がかりに、用語を覚えているか、資料を読み取れているか、出来事の流れや制度の役割を説明できるかを分けて考えます。

社会系科目は、学校で学んでいる内容や、入試で必要になる科目によって取り組み方も変わります。

英語・数学など他の教科も含め、高校生の学習について気になることがあればご相談ください。

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